朝、7時15分ラーゴス発のバスでサグレスに行く予定だったが、相棒のMちゃんが起きられそうにない。極度の低血圧とみた。私も普段は朝弱いほうなのだが、不思議なことに旅行に来ると、すっきりと朝目覚めるのである。その前の日に、たくさんお酒を飲んで寝不足でも、旅行中だと苦ではない。人間好きなものに関しては、これほど積極的になれるものらしい。仕事の日の朝といったら、不機嫌この上ないのに・・・。
Mちゃんの目覚めを待ち、9時15分発のバスに乗ることにして、私は朝のラーゴスの町を散歩してくることにした。朝なので人が少なく、初めて静かなラーゴスの町をみたような気がした。前日のあのたくさんの観光客たちはきっと、夜遅くまで飲んだり騒いだりして今ごろまだぐっすり眠っているのだろう。
旅行では、もちろん夜の町も楽しいのだろうが、私はもっぱら朝方になる。夜の町は危険が多いこともあるのでさっさと切り上げ、早く寝て早く起きるのである。朝の散歩は本当に気持ちいい。神聖な空気がたちこめているような気もする。早起きは三文の得というけれど、あの朝の爽快感を思うとそれも頷ける。
バンデイラ岬要塞、旧奴隷市場、サント・アントニオ教会などのラーゴスの観光名所をまわってみた。もちろん朝早かったので、建物の中には入らず前を通っただけであるが。朝の光でキラキラしているラーゴスの路地も町並みも美しかったし、大西洋の海も美しかった。
最後にレプブリカ広場というところでのんびりしていたら、地元のお兄さんに話し掛けられた。私がガイドブックで覚えた片言のポルトガル語を披露すると、お兄さんはとても喜んでくれ「君はポルトガル語が話せる!」と嬉しいお世辞まで言ってくれた。
やはり旅に出たら、現地の言葉をほんの2〜3言でも(挨拶程度でも)話せると、地元の人との交流が違ってくると思う。私がちょっとした言葉を話しただけでも、相手が笑顔になることが多かった。こんなことから旅の楽しみが増えるので、ちょっとした言葉を覚えるのは自分の旅行を充実させるためにも、重要なことだと思う。
朝のラーゴスの町を十分満喫し部屋に帰ると、相棒のMちゃんも既に起きていた。そしていよいよ2人でサグレスの岬に向かって出発!
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