さて、こうして気分もだいぶ良くなり、ビールとワインで酔っ払った私たちは(友達はあまり飲めないので酔っ払っていたのは私だけだが)、千鳥足で宿に戻ることになった。ファドのコンサートが9時20分からで、コンサートはけっこう長かったので、もう真夜中だったと思う。
バイロ・アルトは、ファド・レストランやバルが多いので、どちらかというと夜の町の雰囲気を持っている。大きな通りに出れば、人も多いのでそれほど危険ではないのかもしれない。
しかし、その時の私たちはかなりご機嫌で、大きな気持ちになっていたため、バイロ・アルトの道をよく調べもしないで適当に歩いて、バイシャ地区の宿の方に向かっていた。どこをどう歩いたのか覚えていないのだが、適当にフラフラ上機嫌で歩いたのは覚えている。多分かなりあちこち遠回りをして帰ったのだと思う。
帰りの道は、ただひたすら機嫌がよく楽しかったことしか覚えていないのだが、どうやらあちこち歩いた後、バイロ・アルトの一等地でもあるガレット通りという賑やかな通りを通って帰ってきたらしい。
そこの通りには、“カフェ・ア・ブラジレイラ”というリスボンでも最も古いカフェがあり、そこの前に“ペアソ像”という有名な像がある。ペアソというのは、ポルトガルの有名な詩人らしい。そこでペアソの横にご機嫌で座って写っている私の写真があるのだ。
まったくもって、かなりのおのぼりさんの図。本人はここがどういうところか、それにこの像がどういう像なのかまったくわかっておらず、帰って来てからガイドブックを読んで気づいた始末。
まったくこれだから酔っ払いは困る・・・といった一枚の証拠写真であった。
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