今日は朝起きてまず、リベルダーデ大通りのほうまで散歩に行った。エドゥアルド7世公園とポンバル公爵広場、そこからリベルダーデ大通りが真っ直ぐとレスタウラドーレス広場というところまで伸びている。リベルダーデ大通りは1500mもあるといい、リスボンを代表する大通りである。この辺一帯が、リスボンの新市街にあたり、私たちが泊まっているあたりが旧市街になる。
新市街なだけあって、この辺は旧市街とは趣が違い、高級ホテルや銀行、航空会社などが集まったビジネス街らしい。新市街のほうが都会的で、旧市街にくらべ近代的な街であった。でも、私たちのような観光客にとっては、だいたいどこの国でも新市街よりも旧市街のほうが魅力的だったりする。私たちもちょっとリベルダーデ大通りをぶらぶらしたが、日曜日でほとんどのお店が休みだったこともあり、すぐに旧市街のほうへ戻ってきた。
コメルシオ広場まで行き、今日はここから市電に乗って“ベレン地区”というところに行くことにした。
ベレン地区は、リスボンの中心部から西のほうへ6kmくらい行った所にある地区で、テージョ川のさらに河口にあたり、だいぶ大西洋に近いところにある。このベレン地区には、世界遺産で有名な“ジェロニモス修道院”があったり、エンリケ航海王子ゆかりの“発見のモニュメント”という記念碑がテージョ川河畔に建っていたりする、リスボンのもう1つの観光地である。
コメルシオ広場から市電に乗って、約30分くらいでベレン地区に着く。市電に乗りなれていない私は、この町中を這うようにして走るカラフルな市電に乗れただけでも、とてもワクワクした。市電には、リスボンらしい黄色くてレトロな感じの1両だけの車両もあれば、青や赤で派手な車体の近代的な2両編成の車両も走っている。
レトロのほうが雰囲気があって良いが、市電もリスボンらしい景色を作っている1つの要素であると思った。
市電はたくさんの種類が走っているので、行き先を間違えないようにして乗らないといけない。ベレン地区に行くには15番の市電に乗るよう書いてあった。
無事に市電に乗り込み、窓の外の景色を子どものように眺めた。電車と違って、普通の道路を走っている市電は、電車とはまた違った感覚を味わえた。道を走るので、建物とかがとにかく近い。バスと同じ様な感覚なんだろうけど、物珍しさもあるので、窓の外の風景を食い入るように見てしまった。
普段、路面電車なるものをあまり見かけない生活をしているので、道路に市電の線路が走っていて、市電と車やバスなどがうまくすり抜けて走っているのがとても不思議な気がした。よく事故が起こらないなって思った。
こうして30分はあっという間に過ぎ、気がついたらベレン地区に着いていた。
市電を降り、まずはテージョ川の河畔に建っている、“発見のモニュメント”を見にいくことにした。
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