夕べ真夜中に帰ってきて、しかもビールとワインをたくさん飲んだため朝起きるのが辛かったが、どうにか7時過ぎに起きだしてシャワーを浴びた。
8時過ぎにはホテルをチェックアウトし、朝食を近くの店で買いながら、昨日行ったリベルダーデ大通りにあるアエロフロートのオフィスに行った。例によって帰りの飛行機のリコンファームをするためだ。
オフィスへは思ったよりも早く着いてしまったので、オフィスの近くの道端で、買ってきた朝食を食べた。食べているうちに二日酔いもすっきりしてきて、元気が出てきた。私は珍しいタイプなのかもしれないが、二日酔いの朝は、気持ち悪かったり頭が痛かったりしても、ご飯を食べるとけっこう早く治るのである。胃腸が丈夫な証拠かもしれない。
9時ちょっと前にオフィスが開き、無事にリコンファームも完了した。今思えば、なぜこの時リコンファームができたのか謎である。リコンファームはたしか、あまり早すぎてもだめなはずだったから・・・。私たちが日本に帰るのは、8月7日だ。まあ、とにかくリコンファームできたのだから、今更あれこれ悩まなくてもいいか。早くてもリコンファームはできるということだ。
そしてその後、ラーゴスに行くため急いでバス停へ向かった。ラーゴスに行くための長距離バス乗り場は、コメルシオ広場からそう遠くないところにある、“くちばしの家”というガイドブックにも載っている建物の近くにあった。
“くちばしの家”は、第2代インド総督の息子によって建てられた邸宅で、外壁が鳥のくちばしのようなとげとげしい出っ張った石で覆われているから、この名前で呼ばれているらしい。なんとも微笑ましい名前だ。バスに乗るついでに、この建物が見られた。現在この建物は公的機関に利用されているということで、別にわざわざ出かけてみるほどの建物ではないので、バスに乗るついでに見るくらいでちょうどよかった。
そして無事に10時リスボン発のバスに乗ることができ、ラーゴスに向かった。バスは、テージョ川にかかっているテレビのコマーシャルにでも出てきそうな、とても長い橋を渡って、ポルトガルの南のほうにあるラーゴスへと南下していった。
ラーゴスへは、リスボンからバスで5時間ほどかかる。途中のサービスエリアみたいなところでお昼のための小休止があり、パンなどを買い込みバスの中で食べた。その後バスは色々なところで停まり乗客を降ろしていったのだが、あまりにもあちこち停まるので本当にこのバスはラーゴス行きなのか不安になったほどであった。
私が不安に思い、後ろに座っているポルトガル人と思われる人に「これはラーゴスまで行くのか?」などと尋ねると、そこらへんに座っていた女の人も男の人もみな口々に親切に色々教えてくれたのだった。こうしてバスの乗客たちのお陰で、私たちは無事にラーゴスまでたどり着くことができた。
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