たび猫の南欧・モロッコ旅行記

南欧・モロッコ旅行記２日目

南欧・モロッコ旅行記２日目：モスクワからリスボンへ

　昨日なかなか眠れなかったのに、今朝は６時には目が覚めてしまった。よほど興奮していたのだろう。目が覚めた時には、やっぱり外はすでに明るい。夕べも含め、私に意識がある間はずっと昼間みたいに明るかった。白夜とは実際にはどういうものかということは知らなかったが、これが白夜なのだろうと思うことにした。

　７時に朝食に呼ばれ、去年と同様に貧しい朝食を食べた（ギリシャ旅行記参照）。そして飛行機のチェックインは10時からのはずなのに、なぜだか７時30分には、空港に連れて行かれた。案の定空港に行ってもやることがなく、だらだらと暇を持て余す私たち。

　そしてやっとリスボン行きの飛行機に搭乗。やはり成田～モスクワ間の飛行機に比べ、小さくてぼろいものだった。でも去年に引き続きの経験だったので、大分慣れていて、それほど焦ることなくリスボンへのフライトを無事にこなした。

　リスボン空港に到着し、入国審査の列に並んだら、列の前のほうにたぶん中東か北アフリカからきたような感じの一団の人たちがいて、ものすごく時間がかかっていた。待っている間にすでに疲れ果て、ずいぶんポルトガルの入国審査は厳しいんだなって思っていたが、私たち２人はほとんど素通りのように終わってしまった。

　やっぱり日本のパスポートってすごいって思う。日本人でも怪しまれる人は怪しまれるのだろうが、だいたいどの国に行ってもこのように素通りになることが多い。日本人があまり悪いことをしないという信用もあるのかもしれないが、日本の国の偉大さ（？）も感じた。そもそもVISAをとらなくて良い国が多いのも嬉しいことだ^^

　こうして無事にポルトガルに入国を果たし、市内まで空港バスで行くことにした。とりあえずリスボンで一番にぎやかであるというロシオ広場まで行くことにした。この辺まで行けば、リスボンの観光にも便利そうだったからだ。

　空港バスは、リスボンの主要な広場などを通り、カイス・ド・ソドレ駅というところまで走っている。運行も朝の７時45分から20時45分まで20分おきに出ているので、とても便利。タクシーなんかで向かうよりもトラブルを避ける点においても良いだろう。このバスでロシオ広場までは、20分くらいだという。空港から市内まで近いので便利だ（その点、成田空港は東京まで出てくるのにとても遠い。外国から来た人は大変だろうなーって思う）。

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